この度、やまださんのところでブログ記事を投稿させていただくことになりました。
私はマッサージを本業にしています🦾👩🦰
私は読書が好きなので「本のレビュー」を書くことが多くなると思います。
やまださんといっしょに、このブログを盛り上げていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。どうぞよろしくお願いします✨
今回は千田琢哉さんのベストセラー、『一流の人だけが知っている、他人には絶対に教えない この世界のルール。』を要約して紹介します。
一流と、一流に程遠い人の違い
世の中には一流とよばれる人がいます。誰からも尊敬され、信頼され、社会的地位が高く、収入も高い。そういう一流とよばれる人になりたい方は多くいるでしょう。
しかし、現実を見渡すと、「あの人は一流だなぁ」と言う人もいれば、「一流にはちょっと程遠いかな」と言う人もいるでしょう。
なぜこのように2種類の人間に分かれてしまうのか。それはつまり一流の人だけが知っている他人には絶対教えない世界のルールを理解しているかどうかなのです。
一流の人はその人が一流粒であるだけの理由があり、「一流の人だけが知っているルール」に従って生きているからこそ一流でいられるのです。
一流のルールを知り実践すれば人生が変わる
一流の人に共通するビジネス社会のルール、時間のルール、お金のルール、教養のルール、人間関係のルールがこの世の中にはあります。こういった一流のルールを知ることで、今よりも確実に魅力的な人間になり、誰からも尊敬され、愛され、信頼され、仕事がうまくいき給料が上がり、人間関係が良好になることでしょう。
すなわち一流のルールを知って実践することで人生が変わるのです。本書は、著者が3000人以上の一流の人たちと対話してきたと言う経験をもとに、一流と呼ばれる人たちに共通するルールをがっちりとまとめてくれた一冊です。
以下に紹介するルールを1つでも日常生活の中に取り入れることによって、あなたも今よりも確実に一流の人に近づくことができるでしょう。
私が特に個人的に重要だと思った「お金」「時間」「人間関係」の3つのポイントに焦点をあてて、本書の中身を紹介していきたいと思います。よさそうだなあと思っていただけましたら、リンクを入れておきますので、ぜひ一度手に取ってすべての内容から学んでいただきたいと思います。
それでは早速一流のルールについて学んでいきましょう。
一流のルール1 「お金のルール」
まず最初に、一流の人が絶対他人には教えない「お金のルール」について紹介していきます。
お金とは力である
一流の人は一体どんなルールに従ってお金と付き合っているのか。一流のお金のルールとはつまりお金とは力であると言うものです。
一流の世界ではお金は徹底して道具だと考えられていて、しかもとても便利な道具で上手に使わない手はないと考えられています。
言い換えれば、お金のために寿命を削るのは無駄だし、お金のために人生を振り回されるのもばかばかしいと言うことです。
そしてお金と言うのは力そのものですから、上手に使うことができれば、あなたは力を持った人間になれると言う見方なのです。
では、お金には一体どんなパワーがあるのか。一番のお金のパワーはお金で時間が買えてしまうと言う点にあります。
お金を持つようになって、一番便利なのはこの「時間が買えるようになる」と言うことなのです。当たり前ですが、時間はお金よりもはるかに重要です。
これを本当に理解できるのは「生涯賃金を稼ぎ終わってからである」と著者は言います。著者自身は38歳の時に自分で決めた生涯賃金を稼ぎ終え時間を買いまくったそうです。
時間と言うのは唯一「誰にでも平等に与えられている資源なのだ」と言われていますよね。実はそれは真っ赤なウソなのです。お金持ちはお金で時間を買うことができますから、普通の人よりも圧倒的にたくさんの時間を持っています。
例えば十分なお金があればそもそも会社に出勤する必要などありません。通勤時間を1時間とすると1日往復で2時間1年でなんと5000時間も例えば30年通勤するサラリーマンと比べると通勤時間だけで1万5000時間も、自分の時間が持てますす。
イメージで言うなら普通の人は1日24時間のところは1日48時間あるようなイメージです。さらにお金があれば大勢の人の時間を借りると言うことによってを、48時間、96時間にも増やすことができます。また普通の人であれば料理洗濯掃除、買い物といった家事に2、33時間ほどは使っていると思いますが、お金があればこれら全てをする必要がなく、普通の人より毎日2、3時間も自由な時間が増えるでしょう。
自分が嫌だと思う事や雑務などを外注することができますから、いかにお金によって時間が買えるのかはあきらかです。こうしてみると「実は時間と言うのは誰にでも平等なものではない」ということがわかるでしょう。
好きで仕事をやっている人ならば良いと思いますか大抵の人は正直な話、生活費を稼ぐために仕事をしていると思います。1日8時間週に5日間働くと週に40時間、月に160時間です。この時間をあなたはお金を手に入れるために会社で自分の時間を差し出していると言うことになります。
十分なお金があればこの時間をゼロにすることだってできるでしょう。1日は24時間ですから、月に160時間としてら大体普通に働いている人と比べ、あなたは毎月1週間も時間が増えると言う計算になります。つまり約25%も自分の人生が延長されるようなことになります。
しかもこの仕事をしなくて済むことによって生まれる時間と言うのは起きている時間です。大抵の人は少なくとも6時間程度は毎日寝ているでしょうから、起きている時間で160時間と言う事は本当は25%どころではなく、もっと自分の人生が延長されてます。
このように考えるとお金で時間を買うと言うのは、「自分の人生や寿命が伸びる」のと同じことであり、いかにお金のパワーが強大なのかがわかるでしょう。
そして時間を買うだけでなく、自分にとって快適な環境をお金で買うのもお金で時間を買うことと同じことです。例えば著者は文筆家ですから、どんな空間で生きるのかがとても大切になってきます。自分の書斎を高級ホテルのラウンジ以上にし贅沢で大きな窓の前で執筆すれば、思考力や想像力が存分に発揮できるということがわかったそうです。
自分にとって最も快適な環境をお金で買うことができれば、著者のように自分の能力が最大限発揮されますから、やるべきことややりたいことをより早く完了することができます。そこから、さらに時間が生まれると言うことになります。お金とは力であり、そして時間を買うこと、お金で快適な環境を買うことこそが、お金のパワーを最大限発揮する使い道なのです。
身の丈に合ったお金の使い方
さてこのように言うと、「大きなパワーであり、お金で快適な環境とか時間がかかるというのは、お金の素晴らしいメリットだというのはわかったよ」と。でも「普通の人は時間とお金なんてないでしょ」と思う人も結構多いかと思います。
そんな人は一流の人だけが知っているお金のルールである「身の丈に合ったお金の使い方をする」と言うルールを徹底的に実行して確実にお金を蓄えていきましょう。
さて、このように言うと「身の丈に合ったお金の使い方をするとか、自分の収入以上に使わないなんて当たり前のことじゃないか」とちょっと笑う人もいるかもしれませんが、難しいからこそ多くの人がお金を貯めることができないのです。
成金が破産すると言うのもよくある話です。たまたまでその年儲かっただけなのでその奇跡の年がこれからもずっと続くと勘違いし、豪邸や高級車を買う。ずーっと儲かり続けることなんてまるでときには儲からない年だってあるでしょう。
しかし豪邸や高級車を買ってしまったため、お金がつきて破産する。このような話を聞くと、世の中にはこんなに馬鹿な人がいるかと思いますが、そうやって他人事だと思って今笑っている人ほど危険です。
いざ自分がその立場になると、なかなか実際に身の丈に合ったお金の使い方ができないというのが人間と言うものです。
本当に心の底から身の丈にあったお金の使い方をすると言う意味がわかると言うのは頭で理解するんじゃなくて、体がその通りに動き、さらには習慣化することに成功している場合です。そして身の丈にあったお金の使い方の初歩、「いかなる理由があっても、自分の年収分の蓄えをしておけ」と言うことです。
身の丈に合わない”華やかな生活”を継続できる人は、何千人もの、一流の人を見てきた著者ですら1人もいなかったといいます。一流の人ほどシンプルで実用的なものを買います。
住居は普通よりも広いし、自動車も高級ですが、9割以上の人が100坪以内の土地に住居を所有し、1千万円以内の国産車を大切に乗っているそうです。
また見栄をはる買い物をしすぎると嫉妬の対象にもなり、税務署にも目をつけられるから、世間が敵だらけになってしまうでしょう。さらに、様々な悪い人も、あなたのお金を目当てにやってくるようになり、トラブルに巻き込まれることも増えるでしょう。
適正価格の学習教材は最強の投資
では私たちは何にお金を使うべきなのか。コスパが最強なのは適正価格の学習教材です。
「この世で最強の投資は勉強である」といわれますが、世の中には高額すぎる学習教材等が蔓延しております。こういったものじゃなくて例えば数千円程度の書籍とかパッケージ化された教材ならば数万円程度といった適正価格で教材を購入し、自分の頭脳に投資をするというのが最も賢い投資になります。お金は裏切ることがあっても勉強だけはあなたを裏切らないからです。
それでは一流の人だけが知っているお金のルールの内容を3つ紹介したことをまとめます。
- 1つ目のルールは「お金とは力である」と言うルールです。お金とは強力な力そのものであり、お金があれば時間や快適な環境を変えて、自分の人生が延長されると説明しました。
- 2つ目のルールは「身の丈に合ったお金の使い方」をするということです。言葉で理解するのは簡単ですが、実際に体がその通りに動き、さらには習慣化までしなければいけません。
- 3つ目のルールは「適正価格の学習教材は最強の投資」と言うものでした。超高級外車や見栄をはるための買い物は圧倒的な負債です。この世で1番効率の良い投資は勉強なのですから。
一流のルール2 「時間のルール」
次に一流の人が絶対に他人には教えない「時間のルール」について紹介します。ぜひ、この内容でこれまでの皆さんの時間の使い方をガラッと変えていただきたいと思います。
時間の使い方は、一流の人がその他普通の人と大きく違う点で、一流の人は時間の重要性を心のそこから認識し、徹底的に効率の良い時間の使い方をしています。
一流の「時間のルール」について、実践できるところはぜひ実践をすすめていただきたいと思います。
絶対に外せないことを先に埋める
それではまず紹介したい一流の人が絶対に他人には教えない時間のルールは「絶対に外せないことを先に埋める」と言うルールです。
多くの人が時間を管理しようと思った時に、「時間がそもそもない」と言う悩みにぶち当たるかと思います。私たちはやるべきことがたくさんあって、それらを順番に1つずつこなしていると、結局最後本当に大切なことをやる時間がなくなったと言う事態に陥ります。ですから時間について考える際は「絶対に外せないことを先に入れてしまう」というのがポイントになります。
そして私たちが絶対に外せない事はズバリ「睡眠」と「食事」です。それ以外は正直仮に外したとしてもどうにでもなります。さらに言えば、「睡眠」と「食事」のどちらの時間が大事かと言えば、間違いなく「睡眠」です。「食事」は短時間で済ませたい人によっては1日1食でもよいでしょうですが、「睡眠」は最低でも6時間から8時間は確保しなければなりません。
人は、時間がない時に睡眠時間を真っ先衣摺がちですが、はっきりって睡眠時間を削っているようでは、二流、三流、四流の人間と言わざるを得ません。
睡眠不足によって死亡率が上がり、様々な病気のリスクが高まり、あなたの能力は大幅に低下します。本当にデメリットだらけですから、必死時で睡眠時間だけは確保しましょう。
ではどうすれば忙しい中、睡眠時間を確保することができるのか。それは最初から「睡眠時間をスケジュールに固定してしまい、何があってもその時間は用事を入れないこと」です。
1日24時間使えると考えるから甘えが出てしまうわけで、最初から16時間であると考えれば全て解決するのです。いいでしょうか今後あなたの1日は16時間です。この睡眠時間を除いた16時間で生活するんだと言う意識を持っていただければ、最も大切な睡眠だけは絶対に外せなくて済みます。
例えば、著者の場合、サラリーマン時代に、毎日平均して9時間の睡眠を確保していましたか猛烈に働いていたそうです。
同僚の中には毎日2、3時間の睡眠でがんばっていた社員もいましたが、彼らの仕事は例外なくお粗末なもので9時間睡眠をとっていた著者の方が出世も早かったし、年収も高かったそうです。
そして著者がしっかりと睡眠時間を確保したのは、社内で一流の実績を継続して続けていた人もそうだったから真似をしただけだそうです。
その結果、健康はすこぶる良くなり、人生を満喫できるようになったそうです。ですからあなたも自分の人生を最高に輝かせたいのならば、つべこべ言わずに、まずは睡眠時間を確保するべきなのです。睡眠時間を妨げるものは全て排除するべきです。
さて、「絶対に外せないことを先に埋める」と言うルールに従って、1日を16時間だと考えて睡眠時間をまず確保しました。次に優先して確保するべきものは何でしょうか。
それは運動です。ではなぜ睡眠の次に確保するべきなのか運動時間なのかと言うと、継続して適度な運動をしなければ、私たち寿命が縮まるし頭にも悪いからです。適度な運動は、健康を保つには欠かせないと言う事は、科学的に既に証明されているのです。
そもそも本来、私たち人間は体を動かすようにデザインされているので、体を動かさないと様々な不調が現れるようになります。体と頭の柔軟性は比例しますので、ぜひ運動時間を睡眠時間の次に確保してほしいと思います。
すべての言い訳を排除し、空白の時間を転出する
それでは次に紹介したい一流の人が絶対他人には教えない時間のルールは「すべての言い訳を排除し、空白の時間を転出する」と言うルールです。
世の中の自己啓発書には、自分の時間を持てとか残業するなと言ったアドバイスがよくあります。それははっきり言ってそれのアドバイスの冒頭に「あらゆる言い訳を乗り越えて」という言葉を付け加えるべきだと著者はいます。
一切の言い訳を排除し、まとまった自分のための空白の時間を必死で捻出するのです。同僚との付き合いだけ連絡上司や取引先との付き合いよりも、まずは自分の時間を最優先しましょう。
率直に言って何かの言い訳をして自分の時間を捻出できないようになれば、一流には絶対になれません。勤務時間外で同僚に誘われても価値がないと感じたのであれば、絶対に行かない。上司や取引先からゴルフに誘われたとしても、行きたくないなら、ちゃんと断って、「自分は皆勤賞タイプの人間ではないんだ」と言う印象を植え付けるのです。
彼氏彼女の関係でも同じでしょう。今日は会いたくないと思ったらきっぱりと断る。惰性で会う事は絶対にやめるんです。極端な話サラリーマンならば外回りに出かけるふりをしてさぼろうが、仮病でずる休みしようがなんとしてでも「まとまった空白の時間」を捻出するべきなのです。
人はまとまった空白の時間に考え学んだことでしか一流になることはできません。その空白の時間で自分の本当にやりたいことや大切な価値観と向き合うのです。
惰性で参加する位ならば、ずる休みをしても空白の時間を確保しましょう。そして丁寧に接すると言う技術も重要です。嫌な人を目の前にすると露骨に態度や顔に出す人がいますが、無駄に敵を増やしてしまうと、結局はあなたの大切な時間が奪われてしまいます。
敵が増えると、自分の大切な時間を浪費してしまう羽目になりません。だから一流の人ほど、嫌いな人ほど丁寧に扱います。皆さんも嫌いな人がいるかと思いますが、敵意をむき出し、にせずに形だけでも丁寧に接して的にならないように自然と距離を取るようにしましょう。
嫌な人に対してそのような態度をとるのは何かむかつくと思う人いるかもしれませんが、自分の時間を守るためには、どんな手段も使うべきだと精神が大事なのです。
自分だけの決断の基準を持つ
さてでは次に紹介したい一流の人が絶対他人に教えない時間のルールは、「自分だけの決断の基準を持つ」と言うルールです。
時間がいつも足りないと嘆いている人はいつも決断が遅いと言う特徴があります。くよくよあれこれ迷って、1週間後に決断するよりも、その場でばしっと決断する人の方が、膨大な時間を生み出せると言う事は簡単に想像できるでしょう。
ちなみに決断と言うと全てやると言う選択肢を選ぶものであると思っている人もいますが、それは間違いでやらないと中止すると決断することも立派な決断です。
著者がこれまで会ってきた一流の人たちは例外なく、決断のスピードが早いそうです。ではなぜ彼らの決断のスピードが早いのかそれは他の誰でもなく、自分だけの決断の基準を持っているからです。
何か決めなければいけない状況になったときにどうしようかどうしようかといちいち悩んでいたらいつまで時間があっても足りませんので、あらかじめ自分だけの決断の基準を持っておくことがとても重要なのです。
例えば、著者の決断の基準は、これまでの自分ならば、絶対に選ばなかった方をやると言うものだそうです。こんな感じで自分なりの決断の基準を持ってください。
誰かに誘われたら「本当に自分の心が動いた時だけ行く」とか、「睡眠時間が削られそうなら絶対どんな誘いも断る」とか、やるかやらないかを迷ったら、「とりあえずやる方を選択する」とか、迷ったら「直感が囁いている方を選択する」とか、ぜひ他人の基準で物事を決断するのではなく、自分の決断の基準を持ってください。
うだうだと迷っていられるほど私たちの人生は長くないのです。
それでは一流の人が他人に絶対に教えない「時間のルール」をまとめます。
- 1つ目のルールは、絶対に外せないことを先に埋めると言うものでした。
- 2つ目のルールは、すべての言い訳を排除し、空白の時間を捻出すると言うものでした。
- 3つ目のルールは、自分だけの決断の基準を持つと言うものでした。
一流のルール3 「人間関係のルール」
次に一流の人が絶対他人には教えない「人間関係のルール」について説明します。
三流の人を隣に座らせない
まず紹介したい一流の人が絶対他人には教えない人間関係のルールは「三流の人を隣に座らせない」と言うルールです。
なぜならば、あなたが仮に一流だとしても、隣に三流の人を座らせていると、あなたも周りの人間から三流とみなされてしまうからです。
周囲の人がランクをどのように決めているのかと言えば、それはあなたの隣にどのランクの人を座らせている家で決めます。こういうと「人の価値は皆平等だよ」という人がいますが、現実には人にも職業にも会社にもすべてに序列が存在します。
著者は平等なんて幻想であるといいます。人は平等じゃないからこそ頑張れるのであり、少しでもランクを上げると快適な生活を望むのだと。
そしてこの先あなたの人生のステージが上がった時、昔の友人や知人がどこからともなくわいてくるでしょう。初期の頃は自分がどれだけランクをあげたのかに気づかず、会ってあげていると借金のお願いとか保険の勧誘だったりして、あなたも格下の世界引きずり込まれてしまいます。
この先あなたが成功すればなかった友人や、知人から借金の依頼、保険の勧誘等が来ると言う経験を必ずするでしょう。そんな時にこの世界に戻ると、二度と這い上がれないから、隣に座らせる相手を間違えてはいけないのだと言うことを再び思い出してほしいと思うのです。
悪口の運び屋とは即絶縁せよ
では次に紹介したい一流の人が絶対に他人には教えない人間関係のルールは、「悪口の運び屋とは即絶縁しなさい」と言うルールです。
「人の悪口を言ってはいけません」と言うのは当然正しいことですか一番のくせものは、「あなたの悪口言っていたよ」とその悪口を運んでくる運び屋なのです。
なぜ悪口の運び屋はわざわざあなたに「悪口言っていたよ」と密告するのか。それは悪口の運び屋は意識的にせよ無意識的にせよ、他人の人生を破滅させることに快感を覚えるからです。
運び屋がその悪口を運んで来なければ、悪口を言っていた人、そして悪口を言われた人の二人を救うことになります。
悪口は密告した瞬間に犯人と被害者が存在してしまいます。つまり、悪口を言った本人ではなくて、悪口の運び屋がこの世に悪口を生み出した張本人と言うことになります。
悪口を言う人が悪口を言うことで、快感を覚えるように、悪口の運び屋は、悪口をせっせと運び続けることで、人の困った顔や悲しむ顔を見て快感を覚えているのです。ですから、次に自分のもとに悪口を運んできた人がいたら、その時の表情や目の奥をじっくりと観察してみてください。その人はとてもウキウキとした顔をしていることでしょう。
一流の世界では、悪口の運び屋はゴキブリのようにいみ嫌われており、即絶縁されているので、皆さんも自分に悪口をわざわざ伝えてくる人とか、「こんな悪口言っていたよ~」なんて言ってくる人とは即絶縁するようにしましょう。
人間関係には賞味期限がある
さていかがでしょうか。次に紹介したい一流の人が絶対他人には教えない人間関係のルールは、「人間関係には賞味期限がある」と言うルールです。
食べ物に賞味期限があるように、人間関係にも実は賞味期限があると著者は言うのです。古今東西頭頭夫婦の離婚が繰り返され、全面的に信頼していた時しや親友に裏切られたと言うニュースが絶えることがないように、人間関係は賞味期限があります。
そして、一流の人たちは、普通の人と比べて独身比率が高く、結婚していたとしても、別居している人が多いと言うことも著者の経験から言えるそうです。
独身とか別居なんて言ってしまうとネガティブな印象を持つかもしれませんが、自由恋愛を満喫って厳しい別居しているからこそ、お互いに一流をさらに超一流へと高め合うこともできます。
一流の人にとって時間は極めて重要な資源であり、一流の人は相手の時間も同様に大切であると考えています。普通の人は世間で結婚し、世間体世間体で温かい家庭を演じますが、一流は人間の本質を洞察して、現行の制度と絵を尊重して、水のごとくさっぱりとした関係を築きます。
ある程度恋愛経験を積んできた人であればわかると思いますが、ひとつ屋根の下で四六時中顔を突き合わせているよりたまにしか会えない方が恋愛関係は静かに長く続くものです。
これは友人関係も同じでいつも一緒にいる二人は太く、短い関係で喧嘩別れしたり自然消滅したりして賞味期限を迎えるのが早いものですが、一年にそう何度も合わない関係は何十年も続いて「生涯の友」になることが多いのです。
このように言うと、「そんな人生ちょっと孤独だなぁ」と思う人もいるかもしれませんが、「孤独に弱い人は永遠に一流にはなれないのだ」と著者は言います。
一流の人は超一流を目指して日々成長したいため、自分の時間を確保するために群れて騒いでいる暇などありません。また一流の人はニ流、三流の情報にふれたくないため、同じ分野の二流や三流は言うまでもなく、他の分野の二流や三流にも嫌悪感を抱きます。
私たちは驚くほど周りの人間から影響を受けてしまうんだと言うことを一流は痛いほど知っているため、ふれるもの全て自分に入ってくる情報全てに最新の注意を払っているのです。
あなたが真の一流になりたいと思うなら、「孤独を愛せる人間」でなくてはならないのです。
それでは一流の人が他人に絶対に教えない「人間関係のルール」をまとめます。
- 1つ目のルールは、三流の人を隣に座らせないと言うものでした。
- 2つ目のルールは悪口の運び後は足絶縁すると言うものでした。
- 3つ目のルールは人間関係は賞味期限があると言うものでした。
さて、皆様いかがでしたでしょうか。
全体を振り返ると、一言でいって、一流の人が絶対他人には教えない「お金のルール」「時間のルール」「人間関係のルール」について説明してきました。
この本には、「ビジネス社会のルール」「教養のルール」など他にも紹介しきれなかった一流のルールが紹介されていますので、いいなと思っていただけましたら、ぜひいちどお手にとって熟読されてみてください。