本のレビュー

「反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な『考え方』」を要約紹介

アキ
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はじめまして。アキといいます。
この度、やまださんのところでブログ記事を投稿させていただくことになりました。
私はマッサージを本業にしています🦾👩‍🦰

私は読書が好きなので「本のレビュー」を書くことが多くなると思います。
やまださんといっしょに、このブログを盛り上げていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。どうぞよろしくお願いします✨

 

電車のなかでずっと電話で大声で話し続ける人がいました。マナー違反な行動に何か言いたくなり、でも言えずにストレスがたまり、心が乱れてしまい疲れました(◎_◎;)。。

こういう経験をされた方は私以外にもいらっしゃるのではないでしょうか。人間は目の間のことに反応する生き物です。しかし、いちいちなんでも反応して口をだしていてはトラブルに巻き込まれたりして、余計に感情が乱れることもあるでしょう。自分に関係のないことには反応をせず、楽に生きられるために、今日は草薙龍瞬さんの著書「反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な『考え方』」と言う本を紹介します。

この本の軸となるのはブッダの教えです。2500年前から現代に通じるブッダのアドバイスを現代風にアレンジした内容が書かれています。「大昔の考え方が今も使えるんですか」と思う人もいるかもしれませんが、人間の悩みなど何百年たっても変わらないものが多いものです。

100年後の人類も人間関係で悩んでいるでしょう。それでは「反応しない練習」の内容の読みどころを紹介します。


すべての悩みは心の反応から生まれる

本の読みどころの1つ目は「すべての悩みは心の反応から生まれる」ということです。

マナーが悪い人にイライラしたと冒頭に書きました。これは心の反応から生まれていることであり、簡単に反応しなければよいのです。

ただ黙ってじっとまっていればマナーが悪い人とも遠ざかっていったでしょう。「マナーを守るべきではないか」と思うかもしれませんが、相手ももしかしたら急ぎの用などでどうしようもなかったのかもしれません。心の中では申し訳ないとは思っていたかもしれません。

つまり私たちは勝手に相手を悪者だと判断して、怒りを自分で作り出すことがあるのです。悩みや怒りは現象から生まれるのではなく、自分の心の反応によって生まれているといえます。

心の反応の大前提として、心は快感を求めています。自分にとって都合の悪いものに審判を下すことが快感であり、人間はそれを欲しているのです。

反応したところで、意味がないことがわかっている人は怒りません。トーマス・カーライルの名言でも「沈黙は金、雄弁は銀」という言葉があります。何も語らず黙っている事は大切であると言う意味です。日本にも「口は禍の元」という言葉がありますよね。自分の心の反応が悩みやイライラをつくっていることに気づいてみましょう。

どうでもいいことにいい悪いを判断すべきではない

本の読みどころの2つ目です。それは、世の中の情報はどうでもいいことばかりであり、「どうでもいいことにいい、悪いを判断すべきではない」ということです。

電車のなかでマナーが悪い人がいてもどうでもいいし、芸能人の不倫のニュースもどうでもいいでもいいことです。

そんなことに反応しても自分の人生は1ミリたりとも前進しません。「あいつは良い悪い」「好き嫌い」「正しい正しくない」と言う具合に、自分の前に現れる人を判断することはどうでもいいことです。

ではなぜ人間はこんなにどうでもいいことを判断してしまうのでしょうか。ネットニュースのコメント欄を見ていてもわかるように、まるで自分が神様になったかのような上から目線で判断するのは気持ちがいいのです。でも、自分の人生は1ミリたりとも前進しないのです。

反応する基準を見極める

本の読みどころの3つ目は「反応する基準を見極める」ことです。反応する基準は、そのことが自分の人生にとってプラスになるなら反応する。逆に、人生にとってプラスにならないのなら反応しないと言う感じでみるとよいでしょう。

例えば、行動の効率が上がる情報を見たり、友達と遊んで、人生を楽しんだり、知見を広げるために旅行に行ったりする事はとても有益なことなので反応して関わっていくことが有益でしょう。逆に芸能人の不倫に怒ったりしても、自分の人生にプラスにはならないから反応しなければよいでしょう。

もし、何でもかんでも反応していてはどうなるのでしょう。そうすれば「判断疲れ」を起こしてしまいます。例えば引っ越しをするときに、どんなマンションに住むのか決めるのは疲れることでしょう。

1日に使えるエネルギーと時間は限られています。だから全部にたいして反応しないことですこの世の中の事は大抵どうでもいいことばかりなのです。

エネルギーを無駄にせず、自分の人生にとってプラスのことだけに反応する。こう考えていけば世の中のほとんどの事は反応しなくても良いことだということがわかってくるのではないでしょうか。

反応しそうなときは自分を客観視する

頭でわかっていても実際に反応しないっていうのは難しいこともあるでしょう。例えば店員さんのなれなれしい態度とかSNSで誹謗中傷されるとか、どうでもいいことだってわかっていても、つい傷ついたりイライラすることもあるでしょう。そういうときは、反応しそうになったら自分を客観視することをおすすめします。

自分を客観視して、一時的に“幽体離脱”する漢字で、冷静になって自分を外から見てみるのです。そして「いま自分が傷ついていることに気づいている」、「いま自分がイライラしていることに気づいている」と唱えることです。

そして、「あれ?今自分が反応していることは、自分の人生にプラスかな」と考えて、そうではないならもう反応しないことです。メモを書いて自分の状態を客観視することもよいでしょう。自分がどうでもいいことに悩んでいることがわければ楽になれることも多いものです。

もし無駄な事に反応しそうになっていたら、それをやめる自由があるし、それを無視する自由もあることを忘れないことですね。

最後に今日のまとめを書きます。

  • すべての悩みは心の反応から生まれる。自分の心の反応が悩みやイライラをつくっていることに気づいて、反応せずにいましょう。
  • どうでもいいことにいい悪いを判断すべきではない。世の中の情報はほとんどどうでもいいことでいちいちいい悪いを判断する必要はないのです。
  • 反応する基準を見極める。自分の人生にとってプラスになることだけに反応することを心掛ければよいのです。
  • 反応しそうなときは自分を客観視する。客観視することで冷静に自分の反応に気づくことができます。それに気づけば反応するかどうかを選べます。

さて、皆様いかがでしたでしょうか。

心が反応するときの多くは他人が自分の思い通りに動かないときともいえます。他人は変えられませんが変えられるのは自分の行動です。いらないことには反応せず、楽に生きていきましょう。
この本がいいなと思っていただけましたら、ぜひいちどお手にとって熟読されてみてください


 

会社員やまだ

過去にアメブロ200記事以上書くが収入は最高月3000円。22年独自ドメインブログ開始。1カ月半グーグルアドセンス合格。5カ月で月PV約15000。ヤフオク高評価250以上、米国インデックス投資ホルダーで副収入あるが、ブログで収入増めざす会社員。ブログ初心者に役立つ情報や成果を発信。 このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

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