画像生成AIが急速に広がっています。主流なものはStable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)というサービスですが、高スペックなPCや環境構築などが必要で気軽に手が出ない人も多いのではないでしょうか。
そこで、同じようなサービスが低スペックなPCでも、スマホからでもブラウザ上でできるWebツールの「SeaArt」というサービスが便利です。
簡単な使い方をブログで紹介しました ↓ ↓ 画像生成AIが急速に広がっています。主流なものはStable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)というサービスですが、高スペックなPCや環境構築などが必要で気軽に手が出ない人も多いので ... 続きを見る
参考簡単にAIで画像生成する方法 SeaArtを使ったらできる
今回はスマホでSeaArtを使ったときのデータ消費量を調べたので書きます。驚くほど軽かった!!ということが結論です。
1、SeaArt使用前のデータ残量を確認する
Wi-Fiではない環境でデータを使います。私の場合はAUの4Gデータでテストしました。
最初にSeaArt起動前のデータを確認します。
20:36時点のデジラアプリでデータ残量を確認すると「28.17GB」の残が表示されました。
2、SeaArtで画像を10回生成する
SeaArtサイトを開き、画像のもとになる文字列であるプロンプトを決めて、同じプロンプトで10回画像生成しました。
その際に「シード」という値を「‐1」にしておけば、同じプロンプトでもランダムな画像生成をしてくれます。
ブログ表示用に、サングラスをかけた外国のマッチョな男性の画像を10回生成しました。海外の方の作品をもとにプロンプトを少し書き換えています。
ブログ読者のみなさまのデータ量節約を考え、10枚全部は載せませんが実際に10枚生成しました。
上記のようにランダムなデータができます。AI画像生成は、「ガチャ」のように何が生まれるかわからない要素があることもよくわかります。
3、再度、データ残量を確認すると、わずか0.01Gしか減っていない
デジラアプリでデータ残量を確認すると、「29.16G」の表示となりました。
なんと、わずか0.01Gしか減っていなかった!!のです。
SeaArtは、ブラウザ上でStable Diffusionを動かすサイト
SeaArtは、ブラウザ上からStable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)を動かすサイトで、Stable Diffusionと非常に操作が似ています。
そして、スマホではブラウザで操作し、ブラウザの先では高性能のPCが画像生成をしてくれるという関係になっています。
つまり、スマホからはリモートデスクトップのように操作指示を与えるだけであり、スマホのデータはネットの先のメインPCとをつなぐだけでほとんど使わなくてもよいということがわかりました。
これまで、ちょっとした時間にSeaArtで画像生成することがありましたが、正直データ量は未知数でわざわざWi-Fi環境を確認して操作していました。
データをほとんど使わないことがわかり、安心してデータ消費量を気にせずスマホの4Gや5G回線のデータで画像生成できそうです。
今回使ったプロンプトなどを紹介
今回のサングラスの男性のプロンプトやモデルを紹介します。
プロンプト
best quality,SKSTakuya,1man,,Sunglasses,blown hair,,male focus,Looking at viewer,
ネガティブプロンプト
(nsfw:1.5),worst quality,
low quality,lowres,bruised, bad anatomy,bad reg,bad regs,bad hands,error, White people.missing fingers,extra digit,fewer digits, cropped,
,signature,letterbox, watermark, username, blurry, artist name,, liquid body,liquid tongue, disfigured,
malformed, bad shoes,fused shoes, more than two shoes, Cubism, pablo piccaso,disney
モデル
ChilloutMix
LoRA
Weight 0.94