画像生成AIが急速に広がっています。主流なものはStable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)というサービスですが、高スペックなPCや環境構築などが必要で気軽に手が出ない人も多いのではないでしょうか。
そこで、同じようなサービスが低スペックなPCでも、スマホからでもブラウザ上でできるWebツールの「SeaArt」というサービスを知ったので紹介します。無料で始められます。
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PR さらに本格的にAI生成を始めたい方へ
本格的にStable Diffusionを活用したい方は以下のリンクの教材をおすすめします。
スペックの低いPCでも動く方法、AI生成の画像づくりはもちろん、AI生成により動画の作成ができるまでていねいに解説されています。⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩
導入が簡単 サイトでグーグルアカウントを登録するのみ
SeaArtはWebツールなのでPCでもスマホでもブラウザがあればすぐに使うことが出来ます。
現時点では無料で枚数制限もほとんどありません。一日に使える「コイン」が必要ですが、現時点では無料で最初が「100」が用意されています。これで結構画像生成することができます。
また、商用可のサービスです。参考にできるサンプル数も多く、これらをもとに高品質の画像がすぐに作成出来てしまいます。
登録は簡単
ブラウザから「SeaArt ai」を検索すればトップページが出てきます。(今回の記事は全てiPhoneのブラウザの操作写真を紹介します)
まず、アカウント登録します。メールアドレスなど登録方法を選べますが、グーグルのアカウントがあればすぐに登録できます。
自分の関心あるテーマを選んで、18歳以上をチェックすると登録完了です。
最初から画像が豊富
サンプルの画像から画像生成する方法をまず覚えればよいと思います。
サンプルから好きな画像を選びます。
モデルを選んだら「創作」ボタンを押します。
するとプロンプトと言って、その画像を文字であらわした情報が出ます。
ここで、プロンプトを書き換えたり、モデルを変えたり(写真風やアニメ風などさまざま)すると仕上がりが変わります。モデルとはそれぞれの特徴ある絵を描く絵描きさんのようなものだと考えればよいと思います。
試しにプロンプトに「スマホで話す」と「横浜の通り」を加えました。
次に一番下の「創作」ボタンを押します。
すると30秒ほどで処理が終わり、作業をした画像が4枚でてきます。これは現時点のAIの画像生成としては速い方です。
その4枚のうち、使いたい画像があれば左上、右上、左下、右下の順にそれぞれ下に表示される「U1」「U2]「U3」「U4」のどれかのボタンを押せば、アップスケールといって大きい画像にしてくれます。
今回は右下の「U4」をアップスケールします。
どこにもない画像が完成しました。
人物だけ切り抜いて透過素材にすることもできる
iOS16以降のiPhone標準の写真切り抜き機能や、他にも各種アプリで人物の切り抜きをすれば背景を変えることも簡単にできます。
iPhoneの操作は簡単です。カメラロールの写真の切り抜きたい部分を長押し。共有を選んで、下にでてくる「画像を保存」を選択すれば、カメラロールの次の写真としてに背景が透明の写真が保存されます。これが透過素材になります。
背景を夜景が見える室内に変えてみました。
ちなみにこの記事のアイキャッチの画像も同じ要領で透過素材として作成したものです。↓ ↓ ↓
簡単にオリジナル画像が作成できる
プロンプトに文字を打ち込んで、画像生成すればそれはどこにもないオリジナル画像が完成します。
いまのところ、サイトの利用規約を翻訳して確認した限りでは、商用利用も可能ということで、これも魅力だと思います。
以上がサンプルから画像を選んで自分の入れたい要素をいれて仕上げる方法でした。
これがネット上ですべてできるため非常に簡単です。スペックの低いPCでもSeaArtのサイトから同じように作業できます。
また、LoRaといって、仕上がりを好きなキャラクターに寄せていくこともできたり、自分のもっている画像を読み込ませて、似た画像を生成していくこともできます。
このサービスを知って、こんなに簡単にAIの画像生成ができるようになったのかと驚いています。画像も非常に美しいもので、これが無料で使えることに驚くばかりです。
ただ、サンプルのなかには著作権にかかわるものなども見受けられましたので、活用する際は使用者が気を付ける必要がありそうです。
AI画像生成に興味のある方は一度、試しに「SeaArt」を操作してみてはいかがでしょうか。