2023年1月中旬日に、職場の同僚のスマホに電話が入り、すぐに電話をとったのに切られたということでした。不審な電話だということで番号を聞くと「090 3136 9517」ということでした。
それも仕事中の午前の時間にです。仕事中にスマホにかけてくる。電話をとったらすぐ切るという失礼な電話。同僚はこの番号には見覚えがないといいます。
この電話番号を調べるとアルゴリッチという仮想通貨(暗号資産)のセールスということでした。
「090」から始まる普通の携帯番号からかけてきたのは、折り返しかけてくることをねらったものと思われます。悪質です。
アルゴリッチのセールス電話の番号
このアルゴリッチという会社は複数の携帯番号からセールスをおこなっているとみられます。
いくつか携帯番号を表記します。
080 8097 1560
080 8097 1401
090 7263 7094
090 4065 6147
がネットで報告されています。
内容は、
①ワン切りが多い、
②話をしてきた人物も「過去に電話をしているけど覚えているか」などでたらめなことを言って、仮想通貨の自動売買をすすめてきて「よくわからない」と伝えると一方的に電話を切る、
③なぜかこちらの名前を知ってかけてくる
などが共通して報告されており、まともな電話といえません。
セールス、営業、勧誘の簡単な撃退方法
相手は条件付の準備周到なマニュアルを手に、次々に糸口をさぐってきます。
このような場合には、相手のペースに乗らず、かまわず割ってはいりましょう。
そして次の3つのワードを発しましょう。
1、「営業の電話ですよね。営業は迷惑です」
2、「特商法はご存じですよね」
特定商取引法とは、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。
事業者が電話で勧誘を行い、申込みを受ける電話勧誘取引、電話を一旦切った後、消費者が郵便や電話等によって申込みを行う場合にも該当します。
特商法では「契約を締結させ、又は契約の申込みの撤回(契約の解除)を妨げるために、相手を威迫して困惑させること」(法第21条)で禁止行為としています。
3、「お引き取りください」 (これは電話でも使える丁寧なフレーズです
これで大体の業者は引き下がります。
事業者も特商法は知っていますので、それをだされるとそれ以上踏み込めなくなります。
特商法では、はっきりと営業・勧誘を断っているのに再び勧誘するのは違法ですよ!違反したら最悪、業務停止命令が出ますという内容ですから。これを頭に入れておきましょう。
さらにしつこい業者は、消費者センターに電話しましょう
188(いやや)と覚えましょう。これは家族や友人にも教えてあげればきっと喜ばれるでしょう。
電話は人の時間を奪います。ましていらないものの勧誘に時間をとられるのは非常に不快なものです。
基本的な対応だけでも覚えて、本当に自分に無関係ならスマートにお引き取り願いましょう。
相談窓口の電話番号は全国から188です。覚えておくと心強いと思います。
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