毎週、日曜日の夜は20時からNHK大河ドラマ「光る君へ」、21時からTBS日曜劇場の「さよならマエストロ」を見るのが楽しみです。
「光る君へ」第10話「月夜の陰謀」でのキーワードは「運命」ではないかと思いました。
激しく迫った道長に振ったまひろの理由は「運命」
1、道長(柄本佑さん)がついに まひろ(吉高由里子さん)への気持ちを自覚し、激しくアタック。しかし、まひろは振る。そのわけは、直秀や自分の母が殺害され、殺害した人間が好きなように振る舞うようなこの国の乱れた政を道長が偉くなることによって変えてほしいという思いでした。まひろは道長にはそういう運命があると伝えます。ただ、好きあっている二人が一夜の思いは遂げられた描写もあり。。それはよかったと思いました。ちなみに私はラブシーンはあれぐらいで意味はわかるし十分だなあ~と思います
恐ろしい父とは違う政を行う「運命」
2、道長には姉(吉田羊さん)からも、寝込んだふりをして帝を追い落とすような恐ろしい父のやり方でない道をひらいてほしいと、それが運命ではないか、と語る場面がありました。
怒ることが嫌いで義賊の直秀の死を悲しむ道長。世はそういう心やさしい権力者を待ち望む運命だと描かれていたと思います。
平安時代にLINEのような手紙のやり取りに笑う
第10話では前半でまひろと道長の手紙でのやり取りが続きます。その時間の感覚が現代風で、お互い相手の手紙が届いたらすぐ出し返し次の場面では相手に届いていることが繰り返されます。実際は最低1日はかかるであろう手紙のやり取りだったろうにその不自然さに笑いました。
道長が細長い板に書いたまひろの手紙を持ち歩くようすはまるでスマホをもっているようにも見えました。ここは脚本家さんはわざとLINEとスマホっぽい表現をねらったのではないかと思いました。
今回はこれまでのどこか飄々として冷静に物事を見ていた道長がガツガツ男子への豹変に驚きました。二人は歴史としては一緒になっていないということで、いずれドラマ後半の時期にそんなときもあったなあと思いだす場面だったと思います。
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