画像生成AIがスマホでも簡単に使えます。その完成度は非常に高くなっています。それは「SeaArt」というWebツールです。スマホからでもブラウザ上ですぐに使えます。
今回はSeaArtを使って、自分がもっている画像から似たAI画像を生成する方法を紹介します。
自分のオリジナルの画像をSeaArtに読み込ませる
SeaArtへの登録については前に記事にしましたので参考にしてください。簡単に登録してすぐに使えます。いまなら無料です。
-
参考簡単にAIで画像生成する方法 SeaArtを使ったらできる
画像生成AIが急速に広がっています。主流なものはStable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)というサービスですが、高スペックなPCや環境構築などが必要で気軽に手が出ない人も多いので ...
続きを見る
創作 Img2lmg 画面をだす
- 最初の画面から左上のメニューボタン(横線が三本の記号)を押す
- 創作ボタンを押す
- 上段の創作と2行目のImg2lmgボタンを押す。すると画面の真ん中が点線で囲まれて「ファイルをここにドラッグするか、クリックしてアップロードする」と表示されるので、そこに自分のオリジナルの画像をカメラロールから指定する。
今回は私のオリジナルの女性の写真をアップロードしました。ブログに公開するためぼかしを入れていますが、実際はぼかしのない写真を使いました。
プロンプトを入力してモデルを選ぶ
「プロンプトを入力してください」のところには、何かを入れないといけないので、「自然な笑顔、8K」とだけ入れました。
またモデルは「BRA(Beautiful Realistic Asians)V5」を選びました。このモデルはアジア系の人物を美しく描くことが得意という特徴があります。
すると30秒ほどの作業時間で4枚のパターンを作ってくれました。
そのなかから気に入った1枚を選んでアップスケールしたのが以下の画像です。部屋の詳細も少し変わっており、元の大まかなイメージを残したまま、全く新しい画像が完成しました。
サイコロマークを押すと、画像をもとに違うイメージも提案してくれる
緑色のサイコロマークを押すごとに、写真の要素を生かしたプロンプトをAiが提案してくれます。
サイコロを押すたびに新しいプロンプトが現れます。いいなと思うものがあれば、その緑色の文字の提案を押すと、プロンプトとして採用されます。
「創作」ボタンを押すと、そのプロンプトで画像生成されます。この場合は元の写真と大きく変わることが多いですが、オリジナルなAI画像として使えるものにたどりつけるかもしれません。
今回はAIが提案したプロンプトから以下の2つの生成(AIがサイコロでしめしたものをAパターン、Bパターンとする)を紹介します。イメージからつくる場合どうしても、元のイメージに引っ張られるところが大きいようで、ここで「白いソファー」とか「ショートカット」とプロンプトに書き込んでもそれは反映されませんでした。
Aパターン
Bパターン
おまけ
AIが生成したプロンプトだけをたよりに、文字プロンプトだけで画像生成すればどうなるでしょうか。それは「Txt2Img」を使えばできます。
上記のパターンBのプロンプトを「Txt2Img」から画像生成すると以下の4枚の画像が生成されました。元の画像がないので、キャラクターのイメージそのものを示したプロンプトができたということだと思います。
この4枚でいえば右の2枚はかなり元の写真の女性に似ていると思います。
文字プロンプトだけで作られていますから、ここに「横浜の夜景」と入れると以下のように背景が変わるなど、さまざまに変えられます。モデルは「Deliberate」となっていたので、そのままにしておきます。
こうやって、自分がほしいイメージが作っていけます。SeaArtはかなり使えるWebツールだと思います。すべての操作がスマホ上でできまことも大きな魅力です。