「050-3151-5255」という電話番号から家の固定電話に電話が。
「050-3151-5255」という電話番号から家の固定電話に電話が。知らない番号です。
電話に出るとリサイクル業者のグランドドリームと名乗る、不用品回収業者のようでした。
音楽が流れておりこちらが出たと分かると出てきた様子でした。不用品リサイクルの買取りをしていて近いうちに近くを回るので何かありませんかと話してきました。
「不用品はありません」と答えると、「不要な衣類は?」「靴は?」と、しつこく聞かれましたが、そういうものを回収するということに怪しさを感じたので、「ありません」とはっきりこたえたら、なんと何も言わずに電話を切られました!なんという失礼な!
050ではじまる知らない電話にかけなおすべきか
050ではじまる番号で知らない番号は、大半は会社のセールスか営業の電話です。それらは、日本の固定電話かスマホの番号です。
電話は出ない 折り返し電話はしない 対応が最善でしょう。
大事な電話ならば留守番電話に残すはずですから。
セールス、営業、勧誘の簡単な撃退方法
相手は条件付の準備周到なマニュアルを手に、次々に糸口をさぐってきます。
このような場合には、相手のペースに乗らず、かまわず割ってはいりましょう。
そして次の3つのワードを発しましょう。
1、「営業の電話ですよね。営業は迷惑です」
2、「特商法はご存じですよね」
特定商取引法とは、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。
事業者が電話で勧誘を行い、申込みを受ける電話勧誘取引、電話を一旦切った後、消費者が郵便や電話等によって申込みを行う場合にも該当します。
特商法では「契約を締結させ、又は契約の申込みの撤回(契約の解除)を妨げるために、相手を威迫して困惑させること」(法第21条)で禁止行為としています。
3、「お引き取りください」 (これは電話でも使える丁寧なフレーズです
これで大体の業者は引き下がります。
事業者も特商法は知っていますので、それをだされるとそれ以上踏み込めなくなります。
特商法では、はっきりと営業・勧誘を断っているのに再び勧誘するのは違法ですよ!違反したら最悪、業務停止命令が出ますという内容ですから。これを頭に入れておきましょう。
さらにしつこい業者は、消費者センターに電話しましょう
188(いやや)と覚えましょう。これは家族や友人にも教えてあげればきっと喜ばれるでしょう。
電話は人の時間を奪います。ましていらないものの勧誘に時間をとられるのは非常に不快なものです。
基本的な対応だけでも覚えて、本当に自分に無関係ならスマートにお引き取り願いましょう。
相談窓口の電話番号は全国から188です。覚えておくと心強いと思います。
不用品回収の悪徳業者に頼んで起こるトラブルの例
今回の業者の業務内容とは別に、不用品回収の悪徳業者に頼んで実際に起こるトラブルの例をあげます。
「無料で回収」といっていたはずなのに「有料」
無料で回収を売りにしながら有料を言ってくる場合がよくあります。無料で引き取ってくれるものはあっても、あるものは「有料」といわれて、じゃあやめるというと態度を急変して威圧され、お金を払わされるといったトラブルが発生しています。
お金になるものをどさくさに紛れて回収
悪徳な業者はお金になるものを狙うことがあります。本来不用品回収してもらうつもりのないものまでどさくさに紛れて回収されてしまう、泥棒のような行為からトラブルになることもあります。
不法投棄されることも
回収してもらったものが、不法投棄され適切に処分されない場合もあります。個人情報があるようなものは後になって連絡が苦情の連絡が来るといったことも考えられるので気をつけましょう。
家電リサイクル法を守って処分すべきもの
『エアコン』『テレビ(ブラウン管式、液晶・プラズマ式)』『電気冷蔵庫・電気冷凍庫』『電気洗濯機・衣類乾燥機』の4品目は、家電リサイクル法の対象であり、家電メーカーは製品の回収とリサイクルの義務を負い、消費者はリサイクルに必要な費用を負担することなどが決められています。
一番安全で安いのは自治体での回収
また粗大ゴミは自治体でも回収されています。不用品の回収で一番安全、安くすむのは自治体にもっていくことです。ネットや電話で予約すれば指定した日に回収に来てくれる自治体も多いでしょう。
不用品の処分も、おかしな電話勧誘や正体不明のチラシなど、明らかにおかしい業者だと思ったら、関わらない方がよいでしょう。