こんにちは、宮田まおです🌿
今日は、観終わったあとしばらく呼吸が整わないほど胸に迫った映画
**『愚か者たちの身分』**のお話をします。
暴力、嘘、裏切り。
そんな世界のなかにもふっと灯る“人のやさしさ”がある。
その一瞬があまりにも強くて、美しかった作品でした。
🔍 『愚か者たちの身分』ってどんな映画？（ネタバレなし）
ストーリーの中心にいるのは、
タクヤ（北村匠海さん）、マモル（林裕太さん）、梶谷（綾野剛さん）。
不思議なことに——
この3人が並んで映るシーンは一度もありません。
けれど映画を観ていると、
「タクヤはマモルを守ろうとし、
梶谷はタクヤを助けようとする」
その細い線がしっかりとつながっているのがわかるんです。
暴力と嘘に満ちた世界で、
それでも誰かのために動く“やさしさ”。
その一瞬が、この映画のすべてだと感じました。
💔 暴力のシーンが本当に苦しい。でも…
タクヤが受ける暴力のシーンは、
まおも本当に目を背けたくなるほど痛々しいものでした。
・やめてあげて、と思う
・見ているだけで胸がぎゅっと縮む
・声が出ないほどの残酷さ
でも、その極限状況の中で見せる
「仲間を逃がすために自分を犠牲にする一瞬」
これが、本当に美しい。
人って追い詰められても、
こんなふうに誰かのために動けるんだ。
その“人間らしさ”に救われました。
まさにこの映画のタイトルに反して、
“愚か”なんかじゃない。
やさしさを捨てきれない若者たちの姿でした。
🎭 役者さんたちの“振れ幅”に震えた
映画を観ながらふと思ったこと。
ワルを演じる俳優さんって、
タバコの吸い方ひとつで“人生”が出てしまう。
北村匠海さんは、ちょうど同時期の朝ドラでは
爽やかでまっすぐな青年を演じていたのに——
この映画ではまったく別人のよう。
役者さんって本当にすごい。
役によってその人の“空気”まで変えてしまう。
この振れ幅に拍手を送りたくなりました。
🌿 こんな人に届く映画です
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人間の弱さと強さどちらも描かれた作品が好き
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“ギリギリの場所”にいる若者の物語に弱い
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暴力の裏側にある“やさしさ”に泣きたい
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北村匠海さん・綾野剛さんの演技が好き
- 観終わったあと静かに余韻を味わいたい
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🔗視聴サービス
※2025年12月時点：配信はまだ始まっていません。
公開劇場での鑑賞または今後のVOD配信待ちになります。
🍃 まおの余韻メモ
観終わったあと、
胸の奥がじん、とあたたかくなりました。
追い詰められた状況の中でも、
人は誰かのために動ける——
その瞬間は、
どんな暴力よりも、どんな嘘よりも強い。
映画って、
“人間って捨てたものじゃない”
と思い出させてくれる灯りですね。
今日も読んでくれてありがとう。
ハイタッチしていく？👋💫💫💕
