2023年3月中旬日に、職場の同僚のスマホに電話が入りました。 とりこみ中だったので、後でかけてと伝えたが、もうかかってこなかったということ。不審な電話だということで番号を聞くと「050 5050 0477」からということでした。
「au」の名をだすが「au」とは無関係の会社
友人に話を聞くと以下のようなやりとりだったということ
①若い女性から「auの電話の方にかけさせていただいています」ということ、「株式会社ベネフィットワンといって携帯電話の補償サービスです」と話したそうです。「auからの電話なのですか?」と聞くと、「auではありませんが携帯電話の補償サービスです」と答えた。
②「auの携帯電話の保証について、ご説明したい事があるのでお時間頂けますか」と聞かれたが、何のことかわからず「とりあえず後にしてほしい」というと「かけ直していただけますか」と言われた。「いまは無理なのでそちらからまたかけてほしい」と答えた。
③もうかかってこなかった。
携帯電話の補償サービス詐欺
ネット上を見ると、さまざまな詐欺の体験がでてきました。
■ auの補償を語るもの
そのなかでも今回と似たケースはあるようです。
auのサポートだと名乗って、本体保証が安くなり、補償額は上がるということで電話で契約内容の変更が出来ると電話が来た。個人情報の確認と言われ詐欺だと思った。
いきなり端末保障がどうのとか言ってきて、お使いの端末はauでしょうかとか言われたものの、違いますって言ったら失礼しましたと回線断
似たような業者の電話を書いたツイートも見られます。個人情報の抜き取りとクレカ情報の抜き取りが狙われているなど、非常に悪質です。
久しぶりに詐欺電話かかってきた
— コクトー(夜炭水化物抜き) (@shiro4224) February 28, 2021
0120 952 65
と
050 5050 0187
ですご注意を
内容はキャリア保証サービスが安くなると言って苗字を聞き出し
その後SMSメールを送り、0120の電話番号から再度連絡が来ます
目的としては個人情報の抜き取りとクレカ情報の抜き取りみたいです
080から順番にかけてるらしい
ドコモやauを名乗り、電話営業を掛ける会社のようです。
— 『竹中平蔵』断固反対党🇯🇵 (@iiito7) January 15, 2021
業務内容は
↓
株式会社コールクラウド
050-5050-0187
・アポイント代行
・アンケート調査
・リスト作成
・営業代行
ホームページにて確認。要するに、個人情報を抽出する為の手口です。
これは被害届を提出すべき案件ですねぇ。 pic.twitter.com/9aZxa1FSYQ
■ 大手携帯電話会社等を装う、別の会社からの勧誘
東京都の消費者注意情報には、「大手携帯電話会社を名乗る 携帯電話補償サービスの勧誘にご注意ください」と注意が喚起されています。
東京都の消費者注意情報で「大手携帯電話会社を名乗る 携帯電話補償サービスの勧誘にご注意ください」と注意が喚起されている
そこには、大手携帯電話会社等を装う、別の会社からの勧誘が増えているとして、大手携帯電話会社等が提供する修理や交換などの補償サービスは、原則としてスマートフォンの購入時に申し込みが必要なこと、購入から相当日数が経過してから勧誘される補償サービスの多くは、大手携帯電話会社等とは関係のない会社からのものと書かれています。
こうした業者は、氏名と生年月日など個人情報を聞き出してきます。大手携帯電話会社と間違えて対応せず、相手先や契約内容をよく確認しましょう。
電話勧誘や訪問による勧誘でもし契約した場合も、契約書面を受け取った日から8日間以内であれば、クーリング・オフが可能です。
特定商取引法では、再勧誘を禁止しています。たとえば、「いりません」と断われば、事業者は勧誘を続けたり、再度の来訪や電話で勧誘したりすることが禁止されています。
知らない電話番号からの着信は無視を
大手携帯会社とは無関係の会社が個人情報を聞いてくる。これは迷惑電話です。
知らない電話番号からの着信はかけ直したりせず無視しましょう。
もし、電話でに出た場合に業者の迷惑電話だとわかったら、相手のペースに乗らず、かまわず割ってはいりましょう。
そして次の3つのワードを発しましょう。
1、「営業の電話ですよね。営業は迷惑です」
2、「特商法はご存じですよね」
特定商取引法とは、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。
事業者が電話で勧誘を行い、申込みを受ける電話勧誘取引、電話を一旦切った後、消費者が郵便や電話等によって申込みを行う場合にも該当します。
特商法では「契約を締結させ、又は契約の申込みの撤回(契約の解除)を妨げるために、相手を威迫して困惑させること」(法第21条)で禁止行為としています。
3、「お引き取りください」 (これは電話でも使える丁寧なフレーズです
これで大体の業者は引き下がります。
事業者も特商法は知っていますので、それをだされるとそれ以上踏み込めなくなります。
特商法では、はっきりと営業・勧誘を断っているのに再び勧誘するのは違法ですよ!違反したら最悪、業務停止命令が出ますという内容ですから。これを頭に入れておきましょう。
さらにしつこい業者は、消費者センターに電話しましょう
188(いやや)と覚えましょう。これは家族や友人にも教えてあげればきっと喜ばれるでしょう。
電話は人の時間を奪います。ましていらないものの勧誘に時間をとられるのは非常に不快なものです。
基本的な対応だけでも覚えて、本当に自分に無関係ならスマートにお引き取り願いましょう。
相談窓口の電話番号は全国から188です。覚えておくと心強いと思います。
迷惑電話を知らせてくれるアプリも便利
「スマホ」にかかってきた電話が「迷惑電話」か?を教えてくれる便利なアプリ「Whoscall」を知ってますか…?
今回のように「050-●●●●-●●●●」(セールス電話)がかかってくると、スマホの画面に「迷惑電話」の文字が表示されます。
このしくみは、「Whoscall」の「AI」によって蓄積されたデータから電話番号照会して表示することによるものです。
非常に便利なアプリなのでスマホにダウンロードしておけば役立つでしょう。(「iPhone」も「Android」もあります)
■ダウンロードはこちらから ↓ ↓